本ツールは健康情報提供を目的としており、診断・治療の代替ではありません。1回の健診値で病気を確定せず、医師の総合判断を重視してください。

γ-GTPの基準値と目標値は?

γ-GTPの基準値は、男性50 U/L以下・女性30 U/L以下が基準範囲内、男性50〜79/女性30〜49がやや高値、男性80以上/女性50以上が受診勧奨レベルです。飲酒が主な原因ですが、肝・胆道系の要因もあります。

γ-GTPの数値を入力

U/L

よくある質問

γ-GTPが高いのはお酒のせい?

飲酒はγ-GTPを高くする最も一般的な原因ですが、薬剤(抗てんかん薬・睡眠薬等)、肝・胆道系の疾患、肥満でも高くなります。お酒をやめても下がらない場合は他の原因を疑い、医療機関にご相談ください。

γ-GTP 100は危険?

男性80以上/女性50以上は受診勧奨レベルです。100 U/L以上は高値で、肝・胆道系の精査について医療機関でご相談ください。飲酒量の見直しと再検査を推奨します。

お酒を飲まないのにγ-GTPが高いのはなぜ?

非飲酒でγ-GTPが高い場合、体質や食事内容、薬剤(抗てんかん薬・睡眠薬・ステロイド等)の影響など、飲酒以外の要因が考えられます。改善しない場合は医療機関で精査を受けることを推奨します。

γ-GTPを下げるには?

飲酒量を減らす(または禁酒)が最も有効です。禁酒後2〜4週間で低下が始まります。食生活の見直し(糖質を控える・運動)、過度なサプリメントの見直しも有効です。男性は50U/L以下、女性は30U/L以下が目標です。

γ-GTPの男女差は?

γ-GTPの基準値は男性の方が高く設定されています(男性50以下/女性30以下)。これは男性の方が飲酒率が高く、筋肉量等の違いもあるためです。判定は性別に応じた基準で行われます。

γ-GTPの基準値一覧

判定男性女性色
基準範囲内≦49 U/L≦29 U/L🟢 緑
やや高値50〜7930〜49🟠 橙
高値(受診勧奨レベル)≧80≧50🔴 赤

出典: 日本人間ドック学会ガイドライン / 日本肝臓学会ガイドライン

改善目標値の目安

γ-GTPの改善目標値は男性50 U/L以下・女性30 U/L以下です。

具体的な数値についての質問

お酒を全く飲まないのに、γ-GTPが高いと言われた

飲酒はγ-GTPを高くする代表的な要因ですが、それだけが原因ではありません。体質や日頃の食事内容、体重の変化、服用中の薬剤など、飲酒以外の要因でも数値が上がることが知られています。非飲酒でも高値が続く場合は、原因を明らかにするために医療機関で相談することをおすすめします。

お酒を飲まないのにALTも高い

ALTも同様に、飲酒以外の要因(体質・食事内容・体重・薬剤など)で変動することがあります。γ-GTPとALTが同時に高い場合、生活習慣全般(食事・運動・体重管理)を見直すきっかけとして捉え、改善しない場合は医療機関にご相談ください。

健診のたびにγ-GTPが少しずつ上がっている

1回だけの数値ではなく、経年での上昇傾向が見られる場合は、原因を特定するために医療機関での相談を推奨します。飲酒量に変化がない場合でも、体重や生活習慣の変化が影響していることがあります。

γ-GTP 200以上は危険?

γ-GTP 200 U/L以上は高度の高値です。肝・胆道系の精査について、速やかに医療機関でご相談ください。

γ-GTPを読むときに知っておきたいこと

γ-GTPは肝機能の指標の中でも飲酒への反応が最も早く、最も敏感な項目として知られています。禁酒を始めると2〜4週間程度で数値が下がり始めるため、「前回高かったが今回は下がった」という変化が、生活習慣の見直しの効果を確認する材料になりやすい指標です。

一方で、γ-GTPだけが単独で高く、AST・ALTは正常という場合は、飲酒よりも薬剤の影響(抗てんかん薬・睡眠導入剤など)や体質的な要因を疑う手がかりになります。健診結果票でAST・ALTと並べて見比べ、γ-GTPだけが突出していないかを確認すると、原因の見当をつけやすくなります。

相談先となる診療科の目安

γ-GTPの数値が気になる場合、主に一般内科または消化器内科が相談先となります。

どちらに行けばよいか迷う場合は、まずは近隣の一般内科を受診し、健診結果票を持参してご相談ください。

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