本ツールは健康情報提供を目的としており、診断・治療の代替ではありません。1回の健診値で病気を確定せず、医師の総合判断を重視してください。

LDLコレステロールの基準値と目標値は?

LDLコレステロールの基準値は、120mg/dL未満が基準範囲内、120〜139が境界域、140以上が受診勧奨レベルです。1回の健診値だけで病気を確定できません。経時的な推移と医師の総合判断を重視してください。

LDLコレステロールの数値を入力

mg/dL

よくある質問

LDL 140以上はどうすればいい?

LDL 140mg/dL以上は受診勧奨判定値の範囲内です。動脈硬化リスク評価について医療機関でご相談ください。1回の健診値で確定できないため、再検査や経過観察が必要な場合があります。

LDLとHDLの違いは?

LDLは悪玉コレステロールと呼ばれ、血管壁にコレステロールを運び込み堆積させる働きがあります。HDLは善玉コレステロールで、余分なコレステロールを回収して肝臓に戻します。LDLが高すぎると動脈硬化のリスクが上がります。

LDLが高いのに中性脂肪が低いのは問題?

LDLが高く中性脂肪が正常以下の場合、LDL粒子が小さくdenseになっている可能性があり、動脈硬化リスクがより高いとされています。医療機関での詳細な脂質評価を推奨します。

基準値内なのに判定Bなのはなぜ?

健診の「基準範囲」と「判定区分」は異なります。基準範囲は健康な人の95%が入る統計値ですが、判定区分は予防医学的な閾値で設定されます。そのため、基準値内でも判定がBになることがあります。

LDLを下げるにはどうすればいい?

飽和脂肪酸(肉の脂・バター・ラード等)の摂取を減らし、食物繊維(野菜・海藻・豆類・全粒穀物)を増やす、有酸素運動(週150分以上の早歩き等)を習慣化する、禁煙するのが基本です。目標値は120mg/dL未満です。

LDLコレステロールの基準値一覧

判定LDL値色
基準範囲内<120 mg/dL🟢 緑
LDL境界域高値120〜139 mg/dL🟠 橙
LDL高値(受診勧奨レベル)≧140 mg/dL🔴 赤

出典: 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022」/ 厚労省特定健診基準

改善目標値の目安

LDLコレステロールの改善目標値は120mg/dL未満です。

具体的な数値についての質問

痩せ型で運動もしているのにLDLが高い

体型や運動習慣に問題がなくても、LDLコレステロールが高くなることがあります。コレステロールは食事から摂取される分だけでなく、体内で合成される分も多いとされ、その割合や合成量には体質による個人差が大きく関係します。生活習慣を見直しても数値が下がらない場合は、体質的な要因も含めて医療機関でご相談ください。

閉経後にLDLが上がったと言われた

年代やホルモンバランスの変化によって、LDLコレステロールの数値が変わることが知られています。以前と生活習慣が変わっていなくても数値が上昇することがあるため、気になる場合は医療機関でご相談ください。

LDL 200以上は危険?

LDL 200mg/dL以上は高値(受診勧奨レベル)です。早期に医療機関で動脈硬化リスク評価を受けることをおすすめします。

LDL 100以下は正常?

LDL 100mg/dL以下は基準範囲内です。現在の生活習慣を維持しましょう。

LDLを読むときに知っておきたいこと

LDLコレステロールは、中性脂肪と違って検査前の食事の影響を受けにくい指標です。そのため「前日食べ過ぎたから高く出た」という言い訳が効きにくく、数値がそのまま日頃の脂質摂取傾向や体質を反映しやすい項目とされています。

健診結果票にLDLの直接測定値がなく、総コレステロール・HDL・中性脂肪から計算式(Friedewald式)で算出されている場合があります。この計算式は中性脂肪が400mg/dLを超えると精度が落ちるとされているため、中性脂肪が高い方はLDLの数値だけでなく、総コレステロールとHDLの実測値も合わせて確認すると評価の精度が上がります。

相談先となる診療科の目安

LDLコレステロールの数値が気になる場合、主に一般内科または循環器内科が相談先となります。

どちらに行けばよいか迷う場合は、まずは近隣の一般内科を受診し、健診結果票を持参してご相談ください。必要に応じて、より専門的な評価のために循環器内科への案内を受けることがあります。

広告