本ページは健康情報提供を目的としており、診断・治療の代替ではありません。

朝と夜で体脂肪率が5%以上変わるのはなぜ?

「朝測ると体脂肪率24%なのに、お風呂上がりに測ると19%になった」というような差は、体組成計が壊れているわけではありません。

家庭用の体組成計の多くは、体に微弱な電流を流し、その電気の通りやすさ(電気抵抗)から体組成を推定する方式(生体電気インピーダンス法)を採用しています。この方式は体内の水分量に敏感で、水分が上半身にとどまりやすい起床直後は脂肪が多めに算出されやすく、入浴後で血行が良く水分が全身に行き渡っているときは少なめに算出されやすい傾向があります。

比較するときは、毎回同じ時間帯・同じ条件で測ることをおすすめします。

水を飲んだ直後に体脂肪率が下がるのはなぜ?

水を飲むと体重は増えるはずなのに、体脂肪率の表示が下がることがあります。これは、水分が体内の電気の通りやすさを一時的に高めるため、体組成計が「除脂肪組織(筋肉など水分を多く含む組織)が増えた」と計算してしまう仕組みによるものです。

実際に体脂肪が減ったわけではなく、測定原理上の一時的な変化です。水分摂取の直後を避けて測定すると、より安定した数値になります。

体組成計の「骨量」が軽すぎて不安になった

体組成計に「骨量 2.2kg」のように表示されると、自分の骨がそんなに軽いのかと驚く方がいますが、これは骨全体の重さを表しているわけではありません。

体組成計が表示する「骨量」は、骨に含まれるミネラル分(カルシウムなど)の推定重量です。骨全体(水分やコラーゲンなどを含む)の重さではないため、体重50kg前後の方であれば2kg前後の表示になるのが一般的な目安とされています。骨密度そのものを評価するものではないため、骨の健康状態が気になる場合は医療機関での検査をご検討ください。

測定する床によって数値が変わる

じゅうたんやマットの上で測定すると、フローリング等の硬い床で測るときと数値が変わることがあります。体組成計の底面にあるセンサーは、体重を正確に検知し、脚を伝って微弱な電流を流すことで測定を行っています。柔らかい床では本体が沈み込み、正確な荷重や通電の状態が保てなくなることがあります。

できるだけ硬く水平な床の上で測定することをおすすめします。

「アスリートモード」はどんな人が使うべき?

体組成計の「アスリートモード」に切り替えると、体脂肪率の表示が大きく変わることがあります。このモードは、筋肉量や体内の水分比率が一般的な体型の方と異なる、運動量の非常に多い方向けに補正式を変えた設定です。

目安として、週に10時間以上の激しい運動習慣がある方向けとされています。それ以外の方が使用すると、実際の体組成とはずれた数値が表示される可能性があるため、通常モードのままで測定することをおすすめします。

ご自身の体組成の数値を確認する

測定条件を踏まえた上で、体組成計の数値を目安と照らし合わせたい場合は体組成計値チェッカーをご利用ください。

体組成計値チェッカーを開く

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